※これはプレイ記ではない。
プレイする時間がないので、
“プレイする”という前提を捨てた。
脳内で成立するかどうかだけを考えた記録である。
#1 信仰という前提
信仰が、この地で生きるために必要なものだということは理解している。
祈りは人を支え、回復は命を繋ぐ。
それはこの世界において、特別なことではない。
——だから、この軍では全員にそれを学ばせることにした。
回復も、祈りも、支え合いも。
すべてを前提として戦う。
それが正しい形だと、思っていた。
#2 編成:信仰に依存する軍
この軍に、信仰を持たない者はいない。
前線に立つ者も、後方に控える者も、
全員が回復魔法を扱う。
物理職はホーリーナイト、あるいはバトルモンクやバトルシスターへ。
戦いながら、同時に支える。
魔法職はそのまま運用する。
回復と攻撃を両立し、継戦能力を維持する。
誰か一人に回復を任せることはしない。
支える役割は、全員で分担する。
この軍において、信仰は選択ではない。
生きるための前提である。
#3 安定という正しさ
戦いは安定する。
被弾しても、すぐに回復できる。
前線が崩れることはない。
一人が倒れることもない。
——誰も見捨てない軍。
それは確かに、理想的な形に見えた。
#4 歪み
だが、問題もある。
火力が足りない。
信仰を学ばせるために、他の技能は遅れる。
クラス選択も制限される。
結果として、敵を倒しきれない場面が増える。
耐えることはできる。
だが、終わらせることができない。
優しさは、戦いを長引かせる。
#5 ディミトリ
だが、本当の違和感はそこではなかった。
一人だけ、様子のおかしい者がいる。
ディミトリだ。
彼は祈っている。
誰よりも深く、誰よりも長く。
だが、その祈りは彼を救っていない。
回復しても、回復しても、
何かが欠けたままだ。
——まるで、祈ること自体に縛られているように見えた。
#6 依存
死者を悼むために、自らを殺戮兵器へと貶めた男。
一見すれば、神など信じていないように見える。
だが彼は、今も祈り続けている。
それは懺悔か、誓いか。
——いや、違う。
祈らなければ、立っていられないのだ。
それはもう、信仰ではない。
依存だ。
#7 ベレトの理解
自分は、信仰を知らなかった。
祈る理由も、救われる意味も分からない。
だが、この軍を成立させるためには、それが必要だった。
だから受け入れた。
信じているからではない。
——必要だから、使っている。
人々を救い、導くためには、これが必要だ。
#8 結論
この軍は、誰も見捨てない。
その代わり、誰も一人では戦えない。
支え合うことで成立し、
支えがなければ崩れる。
信仰は、人を救う。
だが同時に、人を縛ることもある。
それでもなお、この軍はそれを手放さない。
——それが、この世界で生きるということだからだ。
▼仮想プレイシリーズ


コメント