追っ手の気配が、すぐ背後まで迫っていた。
「ここは私が敵を引きつけます。皆さんはその隙にお進みください」
「待って! スズカゼ。それは流石に君でも……ここで死ぬつもりなのか?」
「……その方が多くの仲間が生き残れます」
「それを決めるのは僕だ。…勝手に命を捨てようとしないでくれ」
「…………」
スズカゼは一瞬だけ、
自分がどこへ向かおうとしていたのかを、
見失った。

追っ手の気配が、すぐ背後まで迫っていた。
「ここは私が敵を引きつけます。皆さんはその隙にお進みください」
「待って! スズカゼ。それは流石に君でも……ここで死ぬつもりなのか?」
「……その方が多くの仲間が生き残れます」
「それを決めるのは僕だ。…勝手に命を捨てようとしないでくれ」
「…………」
スズカゼは一瞬だけ、
自分がどこへ向かおうとしていたのかを、
見失った。
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